響けユーフォニアムを見て
先日、アニメ「響けユーフォニアム」を見る機会がありました。
ストーリーは、高校生が吹奏楽部に入り様々な困難に立ち向かい、成長していく様子を描いています。
その合奏のシーン、キャラクターの個性、ストーリーに見入ってしまいました。
皆さんにもお勧めしたいコンテンツです。
その中で、滝 昇(たき のぼる)という吹奏楽の顧問の先生がいます。
部員からは「粘着イケメン悪魔」と呼ばれていますが、信頼されている先生です。
そして、私はこの滝先生の指導が、様々なプロジェクトを遂行するうえでマネジメントに通じるものがあると思い、非常に共感してしまいました。
滝先生がやったこと
吹奏楽部で、一つの合奏を完成させるエネルギーというのは物凄いことが、アニメを通じて理解すること出来ました。
滝先生は、合奏を完成させる為に、汗をかき自ら指揮をするのです。(ちなみに、彼は指揮棒を使いません。熱い男なんです。)
その中で、滝先生がやった事は、
- チームとして自分たちで考えさせる
- 目標を明確にする
- 目標を共有する
- 目標に到達するためのプロセスを明確にする
- 個人に求める最低限の心構えとスキルを明確にする
- 限られたメンバーで最善を尽くす
- 気持ちを聞く
- 個人の気持ちを尊重する
- 明確なアドバイスをする
- 期限を決める
- 冷静かつ、なるべく笑顔
- 演奏のなかでメンバーの自己主張できるシーンを考える
- メンバーを信じる。
- ちゃんと自分の気持ちを表現して伝える。
- メンバーに感謝する。
- メンバーを「さん付け」で呼ぶ。
まだまだ、色々ありますが非常に共感できる事がたくさんありました。
滝先生は、指揮者として最高のプロジェクトマネージャーだと思います。
私も見習うべきところがたくさんありました。(よし!まずは滝先生と同じメガネに変えよう!)
マネジメントについて
もう10年位前になりますが、「もしドラ」(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)が話題になったことがありました。
これは「マネジメント」を題材にしていましたが、色々なシチュエーションにおいて「マネジメント」という考えは非常に重要になると改めて気づかされました。
先日も、松下幸之助さん(パナソニック(旧松下電器)創業者)のビデオを見る機会があり、その時彼が非常に難しいと言っていたのは「私をいかにして出さないようにするか」と言う事でした。
私としては「セルフマネジメント」の難しさを言っていたのかなぁと、その言葉を受け取りました。
私も含め、これを読んでくれた人も必ず1つ以上のプロジェクトを抱えています。
それは、人生というプロジェクトです。
最高の人生を送るために、自分に合ったマネジメント方法を身に付けて行く必要があります。
世の中には、マネジメントを行う上でのヒントを与えてくれるコンテンツが沢山あると思います。
今回は、そのヒントをくれた「響けユーフォニアム」に感謝しています。
2019年春、劇場版 響けユーフォニアムが公開される様ですので、足を運んで見ようと思っています。
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