ふと、ウサギと亀のお話を思い出しました。
「どうして、全力でウサギはゴールを目指さなかったのだろうか?」
今一度、ウサギと亀のお話を調べて見ました。
「そうか!ウサギは亀に勝つためだけに競争をしたんだ!!」(何か景品とかはなかったんですね。)
亀に悔しい思いをさせる為に競争するという時点で、ウサギの目的はゴールでは無かったんです。
ウサギが失敗したのは、レースではなく亀を悔しがらせる事に失敗しただけでした。案外単純でした。
ウサギ自信が、レースに勝つという事と、亀を悔しがらせるという目的を混同していたから失敗したのだと思います。
昼寝をするくらいなら、もっと亀にイタズラをしに行くとか考えるべきったんでしょう。(笑)
余談ですが、ちょっとウサギと亀について調べると、目的の明確化についてのビジネスマン向けの本「ビジネスマンのための新しい童話の読みかた」がありました。みんな考えることは一緒ですね。
さて、では一歩進んで考えてみます。
「では、なぜ亀はウサギとレースをしたんだろう?」
これは、童話の書き方で色々あるのですが、ちょっと私なりの解釈を加えてみます。
- 亀とウサギは親友
- 亀はウサギに凄い才能がある事を知っている
- ウサギはすぐ調子に乗る
- ウサギの性格は案外真面目
- 亀はウサギにもっと高い志を持って頑張って欲しいと思っている
こんな前提があれば、亀がレースをしたと腑に落ちます。
亀は、あえてウサギと口喧嘩でレースに誘導し、色々な伏線を張っておいたのです。
ウサギが単純にゴールをしないようにし、ウサギの性格上やりがちな油断を想定し、自分が勝つストーリをくみ上げ、亀を負かすことでウサギの今後の生き方に大きな教訓を与えるというプロジェクトを成功させたのです。
ただこんな脚本じゃ、今時流行らないですね。。。
なので、新しい現代的なストーリを考えてみました。(次に続く)
現代版「ウサギと亀」
なんとなく取り柄のない会社員「亀山」。でもなぜか会社では、中間管理職として会社の縁の下の力持ち。
会社に入ってくる新入社員の問題児をうまく誘導し、立派に人材育成をしていく。
実は、その会社の社長(山田 浩兎)は古い親友で、亀山と昔やったあるレースで惨敗。
それ以来、山田は亀山のアドバイスの元、今の会社を企業したのであった。
最高の参謀亀山。数々の最高ウサギ達を世に輩出さているのでした。
こんな映画作ります?もし誰か作る場合は、ご連絡よろしくお願いします♪
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